日本の大手自動車メーカー(OEM)が、Godfrey & Wing 社の真空含浸システムを導入

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日本の大手自動車メーカー(OEM)が、GW社のCFi(連続フロー式含浸)システムの導入を決定しました。メーカーのテネシー州にある製造施設に2021年に導入予定です。ダイ・キャスト(圧力鋳造)の漏れ経路のシールを行い、全体の製造効率の向上を目的としています。

 

これは、このメーカーが導入した4つ目の真空含浸装置となります。一番最初の装置は2013年に採用されました。すべてのシステムは、機械加工、洗浄、リーク・テストのプロセスと統合され、完全な自動化を実現しています。メーカーが求める要件は、モジュラーのフットプリント(設置面積)、効率性、自動化でした。GW社の技術が最適なソリューションとして採用されたのです。

 

新しいCFiでは、4気筒のアルミニウム(鋳造製)・エンジン・ブロックにおける漏れ経路のシールを行います。ロボット・アームを使用して、エンジンブロックをリーク・テストのプロセスからCFiに移動させることで、圧力テストのプロセスと統合されます。システムは自動的に部品の検出を行い、含浸プロセスに移動させます。CFiは、この洗練された製造環境において連続的な生産を可能にします。

 

北米ビジネス開発マネージャー、Dan Irvin氏は、次のように述べています。「このCFiは、エンジン・ブロックの製造において、不可欠な存在となるでしょう。我々は、GW社のCFiは、真空含浸システムを世界でも最も高度な製造施設に組み込むことのできる、唯一の選択肢だと確信しています」